熊本県の蒲島郁夫知事は16日、県庁で臨時記者会見を開き、新型コロナウイルスの流行「第7波」について「ピークアウトした」との認識を示した。ピーク時と比べて感染者数が減少し、医療の逼迫[ひっぱく]度も弱まってきたため、感染防止対策に集中して当たるための「BA.5対策強化宣言」を16日に解除した。
解除に伴い、高齢者や基礎疾患のある人、出産間近の妊婦らに対する外出自粛の呼びかけは終了する。ただ、蒲島知事は「コロナが収束したわけではない」と強調。「油断せず、基本的な感染防止対策は徹底してほしい」と県民に求めた。
県内の1日当たりの新規感染者は8月18日の5679人をピークに、8月下旬から減少傾向が続いている。県と熊本市の9月16日の発表も1110人と、24日連続で前週の同じ曜日を下回った。
県内の最大確保病床使用率は8月11日に過去最高の73・6%に達したが、徐々に改善。宣言解除の目安としていた50%を9月5日に下回り、16日時点で32・1%となっている。
県内や隣県からの旅行を中心に費用の一部を助成する事業「県民割」は、普段から一緒にいる人に限っていた利用グループの制限を16日で終了した。県民割を広げる形で政府が実施を検討している全国旅行支援について、蒲島知事は「実施する方向で準備している」と説明した。
オミクロン株に対応したワクチンの迅速な接種に向け、10月中旬に大規模接種会場「県民広域接種センター」を、益城町のグランメッセ熊本に開設する考えも示した。
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